当時はまだまだ最先端の技術であったCGを学生時代から学び始め、手描き専門のパース制作会社が新しく作ったCG部門に新卒で入社したのを機に、本格的に建築系のCG制作を取り組むようになる。当社に入社してからは、パース制作はもとより、VRの業務を積極的に行いつつ、社内の若手技術者の育成にも尽力している。
CGを使った様々なコンテンツを利用してお客様や設計者の様々な思いを、ビジュアル化する業務を行っております。その利用用途は、テナント誘致や購買意欲促進を目的とした外部向けの物、検討段階の判断や共通認識の効率を上げることを目的とした社内向けの物がありますが、現在は社内向けの業務を多く行っております。
また、業務上ビジュアル化されたアイデアやイメージが必要とされる場合が多い為、目的に合ったCGコンテンツを適切に提供するようにしております。
CGを利用したビジュアルコンテンツは、説得材料としてとても強い力を持っています。図面を見たり、話を聞くだけではピンとこない人も、CGパースや360°VRを見るとより具体的なイメージや夢を抱けるようになります。見た人の気持ちをかき立てる、そのスイッチを押せた時にとてもやりがいを感じますね。
当社では検討過程においても、積極的にビジュアルコンテンツを利用しております。意思決定の効率が高まる為、結果的にお客様への提案もより良いものになっているのではないかと思っています。
会社の方向性として、サンケイビルテクノが設計から携わることのできる案件を積極的に獲得しようとする動きが強まっているので、今後はビジュアル化の仕事も必然的に増えていくと思います。CGやVRの技術を習得したいという方はもちろん、技術を生かして新しいサービスを考えたいという方も大歓迎です。
私も、360°VRのWEBツアー(任意に設置した複数のビューポイントから見るVRコンテンツ)のシステムをこの会社で新しく導入し、リーシング用コンテンツとして納品しました。入居を検討しているお客様が、より手軽に入居後のオフィスを想像できるようなバーチャルツアーのシステムとなっております(※)。
会社にしっかりと貢献できるのであれば、新しいこと・やりたいことにもどんどん挑戦させてくれるので、とても恵まれた環境だと思っております。
様々なセンサーが働き、新しいことに挑戦する気持ちを常に持ち、一緒にサンケイビルテクノを盛り上げてくれる人をお待ちしています。
大学時代に夢中になったサークルでは、学内のイベント制作や大道具の制作を経験。大勢でひとつの空間を作り上げる仕事に興味を持ち、サンケイビルテクノに入社した。約10年間営業職として活躍し、産休・育休を経て復職。現在は時短勤務で採用や研修などの業務にあたる。
産休・育休期間は約1年3ヶ月間、会社をお休みさせてもらいました。入社して10年目の時でしたね。会社は快く送り出してくれましたし、現場の協力会社さんも気遣ってくださりました。産休に入る前、現場で少しだけ残業していたら協力会社の方が「早く帰りな!」と声をかけてくださって、それがとても嬉しかったですね。
当時所属していた部署では、産休・育休後に復職した先輩がいなかったんです。「それなら私が第1号になろう!」と決めていました。その通り、第1号として復職し、今は時短社員として働いています。私の家庭の状況によっては仕事を代わってもらったり、サポートしてもらったりしています。働き方を相談しやすい環境がとても有り難いですし、周囲の支えがあってこそ働けていると実感しています。仕事のクオリティは下げず、効率よく進められるよう努めていきたいですね。
営業職時代は、メイン事業のひとつであったイベント事業(現在は撤退)で展示会の営業をしていました。この仕事が大好きでしたから、イベント事業から撤退すると聞いたときは、今後の身の振り方に迷いました……。けれど、今もこうして働き続けているのは、新しい道を歩もうと挑戦する会社で得られるものは大きいと思ったからです。実際に、私自身も経営管理という部門での新しい挑戦が始まったばかり。営業としての経験やノウハウを活かしながら、これからの会社の未来を育てていく一助になれたら嬉しいです。
思い描いていた「展示会営業マンを突き詰める仕事人生」とは違う道に歩み始めていますが、その想定外さもひっくるめて楽しみたいですね。そう思えるかどうかは結局、自分次第ですから。
最初にきっかけを作る。自分から飛び出していく。そういう人と働きたいです。「1番バッター」みたいな存在ですね。実は、この会社を受けた時も面接で「常に1番バッターでありたい」と言いました。私の好きな言葉なんです。今のサンケイビルテクノでも、「自分が物事を前に進めるんだ」という意思のある人が活躍しています。営業・設計・管理職問わず、メインでもサポートする立場でも同じ。仕事は一人で動かすものではなく、みんなで少しずつ役割を分担して、その一人ひとりが自分の役割を最大限発揮しようとするから、前に進んでいくのだと思います。
「自分のやりたいこと・得意なことがわからない」という壁は、社会人につきものかもしれません。でも、まずは置かれた場所で一所懸命咲こうと努力してみて下さい。そうすれば、おのずと自分の得意なことが見えてくると思いますよ!
改修工事で協力会社との調整・現場管理などを担当している。現在、建築士の資格取得にむけて勉強中。向学心が高く、実直に仕事に向き合う姿勢が先輩や上司から高く評価されており、2020年入社の若手社員ながらも改修工事の主担当を任されるまでに成長。
大学は都市開発系の学科で、まちづくりや再開発事業について学んでいました。就職活動を始めた当初は同じような業界や住宅メーカーで探していて、いくつかインターンも受けていたのですが、あまりピンと来ませんでした。もう少し視野を広げてみたところ、内装業界にたどり着き、そこでサンケイビルテクノを知りました。
案件の規模は大小様々で、内装だけではなく外装も手掛けていることが魅力的でした。なるべく幅広い知識を得たいという気持ちが強かったので、ここでなら実現できると思い、入社を決めました。
お客様とのやり取りは営業が担当し、私は協力会社さんとのやり取り全般を担当しています。図面からどういう工事が必要なのかを把握して見積もりをとったり、着工後は毎日現場に通い、日々の安全管理や工程の進捗確認、工事写真の撮影等をしています。
思い返せば、現場管理が最初の壁だったかもしれません。工事の安全・品質を守るために、協力会社さんに改善して欲しいことを指摘したり、こちらの要望をはっきりと伝えなければいけないときがあります。業界経験の長い職人気質のベテランの方を相手に発言するなんて、正直怖いし、自信がありませんでした……。でも、ある上司のおかげでその壁を乗り越えることができたんです。何でも気軽に相談できて、間違いはキッチリと指摘してくれる人でしたので「まずは自分でやってみよう」、そう気持ちを切り替えて、現場管理の場でも恐れず発言できるようになったんです。
「自分の頭で考えて前に進めること」と、「周囲からアイデアを吸収すること」。このふたつのバランスがとれる環境があるのが魅力ですね。
主担当として自分で考えた通りに現場を動かしていくのがこの仕事の面白さではありますが、周囲からのサポートを受けるために社内での情報共有は必ず行っています。何かあればすぐに相談できますし、別案件の主担当同士で情報交換をしている光景もよく見かけます。私は内装や設備工事に関する知識はゼロの状態で入社しましたが、おかげで今は主担当として現場を任されるようになりました。
上で述べた上司とは配属が別れてしまいましたが、次に会った時に「立派になったな」と驚いてもらえるぐらい、成長していきたいなと思います。
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